ねこ
耳があたまのうえにあってよくうごいて
からだがぜんぶふわふわの毛でおおわれて
つめもきばもあって
ことばも
にゃーって
にんげんにくらべたらしんぷるで
なにがどうやってきこえているの
わたしがさわるとどうかんじているの
いつもなにをみているの
まどべのねこは
いつもとおいところをまっすぐみている
わたしとねこは
なにもかもがちがうけど
まいにちいっしょにいる
いっしょにねむる
すがたがみえないとしんぱいする
いやなことがあればひっかくし
けんかもするし
あいてのことがわからなくて
おろおろもする
うれしくていっしょにかけまわるし
どこかがくっついていると
あんしんする
ふたりとも
おなじ「いきもの」だとおもっている
ふたりには
「いのち」があります
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