満月に芋 その残り
昨夜の残りごはんと簡易味噌汁。
自家製梅干しと、味噌、白だし、かつお節、ねぎをカップに入れて沸かしたお湯を注ぐだけ。
昨夜のうちにおむすびにしていたのでレンジで温める、加減がわからないのはもうきっと治らない。熱々のラップを指でつまんで放り投げるように海苔の上に置いたら中途半端な位置になってしまい、てきとうにぎゅーぎゅー押し付けたらこれはこれでいい感じの田舎にぎりになってすこし嬉しい。
しかし海苔を考えた人は天才。最初どうやって思いついたんだろな。
紙の技術の応用?そういえば海苔ってどう作るんだ。
今朝目が覚めていちばんに浮かんだ言葉は「本当の自由とはなにか」だった。めんどくさいな。起きている間中考えようとするのは脳のくせなのか 性格?思い込み?刷り込み?貧乏性なのか 暇なのか 暇ではない
自動思考だとするともはや自分の頭だけど、自分じゃないのかもとか思ったりもする。
洗濯槽クリーナーの威力が最高にすごくて昨晩何度すすいでも小さなワカメが取りきれなかった。朝、捨て布をいれて2回まわしたら綺麗になった。
時間が足らなくて今すぐ洗い直したい衣類たちを横目に家を出る。
整理しきれないあれこれを抱えて今日も歩く。東京に住む友人がこっちに来ることになったと連絡があり明日会うことになった。楽しみ。顔見たらもっと嬉しいだろうな。
欲張って手に入れてもむなしさが残るときは会社員時代の飲み会に似ている。いいもの食べて知って新しいもの取り入れてわかったように笑って発散しているようで帰りのあの虚しさよ。本当に欲しいものはそれじゃない。
自分がなにが欲しいかを知ることは、自分のぽっかりあいたり見てこなかった穴を他人で無理矢理に埋めようとしなくなる気がする。
それは誠実さと繋がらないかなぁと思ったりする。
いま目の前にあるものにすら気づいていない傲慢さを意識して、目の前の手の届く範囲を大事に見つめて生きたい。
母が仕込んだ梅干しと味噌、受け継ぐことを真面目に考えなくちゃな。
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